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   ※ 福永晋三先生の説(参考のYouTubuより)の比定地の位置を管理人の興味で示したものです。

  味見峠(あじみとうげ)


 味見峠(あじみとうげ)は福岡県京都郡みやこ町と田川郡香春町に跨る標高100m程の峠である。

 仲哀峠の北側に位置する峠で、峠には福岡県道64号苅田採銅所線が通っている。

 味見「アジミ」の由来は、
  一、宇佐八幡の所領としての勾金荘が「安心院氏」によって支配されていたこと
  一、障子ヶ岳と龍ヶ鼻の鞍部即ち馬の鞍の古語「アジム」
  一、採銅所中野に魚市場があったことから京都郡豊前海の新鮮な魚介類が人の背によって運ばれ、
    峠で鮮度や味見をしたこと
                          等の諸説がある。
<味見峠の案内看板より>

 『日本書紀 仁徳紀の元年の前』の記述

  ⇒ 大鷦鷯天皇の 難波高津宮 (行橋市の五社八幡神社)と宇治天皇の 宇治宮 (香春町宮原古宮ヶ鼻)の間にある
    が鮮魚の鮮度、味見をした場所=味見峠の由来の故事ではないか?

 <以下、『宇治の京』より引用>

 太子菟道稚郎子と大鷦鷯皇子が皇位を譲り合ったとされる逸話である。
 この時、海人が菟道宮と難波(宮)を往還し、その間に鮮魚が腐り、他の鮮魚を献上したが、前日同様に二人が譲り
 合ったため、 亦も鮮魚が菟道宮と難波(宮)の往還の間に腐ってしまったというものである。
 季節ははっきりしないが、菟道宮と難波宮の間の一往復の時間で鮮魚が腐る距離、しかもそれが徒歩によるものと
 考えると、両宮の道程はそれほど遠くない。一往復でおよそ二〇キロメートル、徒歩五時間前後であろうか。
 それに対して、通説のように、京都府の宇治と大阪府の難波との距離なら、 ざっと四〇キロメートル以上となり、
 片道の途中で鮮魚が腐る。また海で得た鮮魚を先に菟道宮に献上する道程がはなはだ合理的ではない。
 もし、船で運んだとしてもまだ合理性に欠ける嫌いがある。川魚はほぼ論外である。
 この逸話が史実か否かは証明のしようがないが、少なくとも鮮魚の腐るという逸話が成立するには、 菟道宮と難波宮の
 距離が意外に近かったという、相応の説得力を有するものでなければならないだろう。
 この時既に、豊前国内に難波高津宮を見出していた。行橋市入覚に鎮座する五社八幡神社が難波高津宮跡と考えら
 れる。
 万葉集一三・一四番歌の追究から偶然に見出された。


 <所在地のGoogleマップ>