※ 福永晋三先生の説(参考のYouTubuより)の比定地の位置を管理人の興味で示したものです。
天照神社(てんしょうじんじゃ)=磯宮(元伊勢)
天照大御神が何者であるか。
私の方では、旧鞍手郡宮田町磯光の天照宮に祀られている「天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊」を指すことになる。
この尊は神武東征に出現した「天神」でもあり、古事記の天孫「迩迩藝の命」の兄「天火明」に当たる神でもある。
また、 笠置山 を挟んで、飯塚市側にある天照神社においては、「天照大神・瓊瓊杵命・手力男命」の三柱の神が祀られていて、
天照大神と瓊瓊杵命が 兄弟 であること、そして、手力男命との関係からは「天の石屋戸」の「天照大御神」が「天神饒速日尊」と
同一の神であることが判明する。天照は男神である。 <『天香山争奪戦』より>
※ 福永晋三先生のタイトル「万葉集の軌跡-倭歌が解き明かす古代史 鷦鷯(さざき)取らさね―蔽い隠された皇位継承戦争の
悲劇」の 資料「 雀取らさね 」の11~16ページに女鳥王めどりのみこ(雌鳥皇女めとりのひめみこ)と速総別王(隼別皇子はやぶさ
わけのみこ)の乱に関する地名の「伊勢神宮は磯宮(元伊勢)の天照神社である。」の詳細説明があります。
日本書紀と古事記を整理して、女鳥王(雌鳥皇女)と速総別王(隼別皇子)の逃亡経路は、
①伊勢神宮(=磯光の 天照宮)に向かって馳せる。(書紀)
②倉椅山(=鞍手町の 飯盛山 )を越える。(古事記)
③伊勢の蔣代野(=飯塚市の 菰田 )で殺される。(書紀)
<所在地のGoogleマップ>
<Googelマップのストリートビュー>